すずい/ 保護猫活動のきろく 2026年10月17日 20:24 みなさん、こんにちは。すずいと申します。 前回の記事では、観光地として名高いアートの島・ 佐久島の野良猫事情と、私の叔母と両手に捕獲器を抱えて真夏の島へ通い詰めたお話 をお届けしました。 自宅の庭で目の見えなかった1匹の子猫を保護した ことをきっかけに、 自宅にくる野良猫ちゃんのTNRを進めてきた 私に届いた、叔母からのSOSをきっかけに始まった活動でした!

私と叔母が島へ通い、島民の方々とコミュニケーションを重ねる中で、 島の中での保護猫活動への意識は確実に広がり始めていました。

そしてついに、私たちの活動を見ていた島の方が、お外で生き残るのが難しい小さな子猫を自ら保護し、私たちの元へ 命のバトンを託してくれるようになった のです。

今回は、そんな島民の方々との絆から、保護に繋がった猫ちゃんたちのエピソードをご紹介させていただきます! 2025年では、6匹の命のバトン を繋ぐことができました! シリーズ連載で5回に分けてお届けしたいと思います♪

島で私たちの活動に深く協力してくださっている方から、 「子猫を保護したから受け入れてもらえないか?」 という連絡が入りました。それが、白黒のハチワレ模様がチャームポイントの女の子、 「ウルちゃん」 でした。

ウルちゃんが保護された経緯を聞いて、私は胸が締め付けられる思いでした。 まだ生後1ヶ月を過ぎたばかりの小さな小さな赤ちゃん猫だったウルちゃん。 なんと、お母さん猫から途中で 「育児放棄(ネグレクト)」 されてしまい、お外にポツンと取り残されてしまったのだそうです。

ご飯をくれる餌やりさんもいない場所。 それどころか、島の方々の中には猫ちゃんをあまり良く思わない方々もいるエリアでした。

そんな風に、周囲から疎ましく扱われ、冷たい視線を浴びせられながら、まだ手のひらに乗るようなサイズの子猫が、天涯孤独の身でたった一人、過酷な環境を逞しく生き抜いていたのです。

生後1ヶ月ちょっととは思えないほどの驚異的な身体能力で、ケージの中を縦横無尽に大暴れ! 「私はお外を生き抜いてきたんだから!」 とアピールするかのように、とにかくジタバタと激しく動き回るのです。おうちのケージという初めての空間に驚いていたのもあると思いますが、その野生児っぷりには 家族みんなで大笑いしてしまいました。 毎日、ケージの中を片付けるお掃除が本当に大変だったほどです。

でも、ウルちゃんの本当に素晴らしいところは、これだけ大暴れするのに、人間に対して「シャーッ!」と威嚇したり、噛み付いたりするような 攻撃性が全くないこと でした。

過酷な環境にいたけれど、 根はとっても優しくて人懐っこい子。 環境に慣れるのも本当にあっという間で、家猫修行は想像していたよりもずっとスムーズに進んでいきました。

ウルちゃんの医療隔離期間が無事に終わったころ、我が家にはちょうど、 第7回でお話しした「レアちゃん」が産んだ5匹の子猫たちがいました。 ウルちゃんとレアちゃんの子猫たちは、偶然にもちょうど同じくらいの大きさ!

そうして合流させてみると、ウルちゃんは新しいきょうだいたちの中にすんなりと溶け込み、おもちゃを追いかけたり、みんなでプロレスごっこをしたりと、 毎日元気いっぱい